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一般歯科

C2 象牙質の虫歯

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症状

エナメル質の内側にある象牙質にまで虫歯が進んだ状態です。冷たい物や甘い物がしみる、そしてときどき痛むことがあります。

 

主な治療法

虫歯部分を削り、詰め物や被せ物(インレー)で削った部分を補います。

虫歯や歯周病などのお口のトラブルに対して治療を行っていきます。

初期段階ではほとんど自覚症状がありませんが、進行すると「冷たい物がしみる」「歯が痛む」などの違和感を覚えるようになります。風邪のように自然に治ることがない虫歯。放っておくとどんどん悪化してしまうので、早めの治療が大切です。
患者様一人ひとりが安心して治療を受けていただけるよう、院内の雰囲気はもちろんのこと、治療の前にお口の状態をリーフレット等を用いながら丁寧にご説明いたします。
ご納得いただいた上での治療を心がけておりますので、今まで歯科治療に苦手意識を持たれていた方もお気軽にご相談ください。

虫歯の原因

虫歯はお口の中に残る糖分を虫歯菌が分解して「酸」を出し、その「酸」が歯を溶かしていく病気です。

食べ物に含まれる糖分によってミュータンス菌は活発に働き、プラーク(歯垢)というネバネバした自分達の住家を形成します。このプラーク(歯垢)には数え切れないほどの菌が住みついています。食後の歯ブラシを長い間しない、または歯の磨き残しがあるなど、何らかの理由でプラーク(歯垢)がそのまま放置されると、ますます菌は繁殖し、ミュータンス菌を中心とする菌がプラークの中で歯を溶かす原因となる『酸』を発生します。歯はこの『酸』がとても苦手です。

この『酸』によって、エナメル質の内部から歯の成分であるカルシウムやリンが溶け出します。これが虫歯の原因となります。

 

虫歯は、『歯(歯の質)』『細菌(歯垢)』『糖質(とくに砂糖)』の3つの要素(図の3つの輪)が揃い、そこに『一定の時間』が加わった時に発生すると考えられています。この3つの輪の重なっている時間を短くすることが虫歯を防ぐためにとても大切です。

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可能な限り「歯を削る量の少ない」「歯を残す」虫歯治療

一度歯を削ると、詰め物や被せ物をして機能を取り戻すことはできますが、削ってしまった歯は再生することはないため、二度と元には戻りません。

「天然歯に勝る歯はこの世に存在しない」

歯を削ることは、歯の寿命を縮めることになります。何度も治療を繰り返す内に削る部分もなくなってしまい、最終的には歯を抜いてインプラント入れ歯をすることになります。当院では一人でも多くの方に健康で幸せな人生を送って頂きたいと考えております。だからこそ可能な限り「歯を削る量の少ない」虫歯治療にこだわるのです。

視野を拡大することで精密な治療を可能とする「拡大鏡」

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歯を削る量を少なくするには、治療部分がしっかりと見えなければなりません。従来までは「肉眼」で見える範囲での治療でしたが、当院では「拡大鏡」というものを利用し、肉眼よりも数倍拡大された視野で治療を行っています。

必要な部分のみしか削らない「ドリル」

歯を削るドリルには大きいものから小さいものまで多くの種類があります。

当然のことですが、大きいドリルを使うと歯を削る量も大きくなりますので当院では従来よりも格段に細いドリルを使用しております。

また、小さいドリルを使えば、手元が見えやすく、削りすぎるのを防いでくれるという意味もあります。

虫歯感染部位を教えてくれる「う蝕検知液」

う蝕検知液とは、虫歯の部分のみを赤く染める薬剤です。虫治療を行う上で大切なのは、虫歯に感染した部分をしっかり除去することですが、通常は虫歯の硬さを頼りに、軟らかくなった部分を削っていきます。

しかし、この方法では、感染部位を正確に除去することはできません。このう蝕検知液を使うと、感染した部分が赤く染まるので、どこまで虫歯を削ればよいかが分かり、歯を削る量を少なくすることができます

虫歯の進行度

 

C0 初期の虫歯

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症状

歯の表面が白く濁っている状態で「脱灰」の状態です。痛みなどの自覚症状はまだありません。

 

主な治療法

適切な歯みがきにより歯の汚れや歯垢(プラーク)を除去し、歯の再石灰化を促すフッ素塗布をすることで治癒が期待できます。

C1 エナメル質の虫歯

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症状

歯の表面のエナメル質が溶け始めて茶色や黒色に見える状態です。冷たい物がしみることがあります。

 

主な治療法

虫歯部分を削り、レジン(歯科用プラスチック)などを埋めて削った部分を補います。

C3 神経まで達した虫歯

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症状

歯の神経にまで虫歯が進行した状態で、何もしなくてもズキズキ痛みます。

 

主な治療法

虫歯に汚染された神経や歯質を取り除き、薬剤を詰める「根管治療」を行います。その上には被せ物(クラウン)を装着して歯の機能を補います。

C4 歯根まで達した虫歯

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症状

歯の大部分が溶かされ歯の根だけの状態です。歯の神経は死んでしまっているので痛みいったんなくなりますが、歯根の先に膿がたまるとふたたび激しく痛みます。

 

主な治療法

ここまで悪化させてしまうとほとんどの場合抜歯になります。抜歯後、入れ歯・ブリッジ・インプラント治療などを行い歯の機能を補います。

重度の虫歯の治療「根管治療」とは?​

 

虫歯菌による汚染が歯の神経にまで達してしまった重度の虫歯でも抜歯をせずに治療する方法が「根管治療」です。一般的には「歯の神経を抜く」と呼ばれる処置で、歯の中の神経や血管が入っている細い管「根管」から汚染された神経や歯質を取り除き、洗浄・消毒してから薬剤を詰めて密閉し、細菌の侵入を防ぎます。

根管治療ができない場合は抜歯が選択され、入れ歯やインプラント治療などで歯の機能を補うことになります。「根管治療」を行うことができれば歯の根は残せますので、その上に被せ物などを装着し歯の機能を補えるのです。

根管治療が必要な状態・症状

  • 冷たいものや熱いものを口にすると痛みがある

  • 特に何もしていないのに痛みがある

  • 噛む時に痛みがある

  • 歯ぐきが腫れ押すと痛みがある

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